今日は息子と東京国立博物館に『運慶!』展を観に行って来ました。

院の勉強を始めてから、古文書、古代史、史料学、文化財学、民俗学、仏像史etc.とそれはそれは多方面に渡る歴史&文化財の本を読んでいます。学んでいます。

そんな中で仏像の本&仏像史の本も随分読みました。

運慶!と言う仏師、、、。鎌倉にとても縁の深い運慶!

彼の多くの国宝の仏像をここで説明する必要などないほど皆さんも良く知っていられると思います。


彼の傑作と言われる無著菩薩立像!、、、
(↓↓のカタログの写真の像。)

そして、、彼の息子・湛慶作の善腑師童子立像!、、、(↓)
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ものを創り出す、、、その一番大切な事は類い稀な技術も然ることながら、、、
   その対象に向ける(向かう)真直ぐな《気持ち》と《憧憬》を持ち続けられるか!、、なのかなぁ?、、、
   《心》《気持ち》《想い》に勝るものはないのかなぁ?、、、。

、、、、、無著菩薩の前で、、、善腑師童子の前で、、、震えました。

湛慶作の子犬!、、、↓
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、、、、、
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運慶を観終えて、、、同じ国立博物館の庭内に有ります大好きな法隆寺宝物館に行きました。
運慶展の雑踏が嘘の様に静かな法隆寺館。いつもこここのレストランで上野の森を見ながら、その日出逢った素晴らしい作品をひとつ、、またひとつ、、想いの反芻をしています。(笑)
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(↑、、法隆寺宝物館前で。)

帰宅しましたら、、、鎌倉山の友人からLINEが入っていました。
この東京国立博物館で運慶展後の来年1月16日から始まる特別展『仁和寺と御室派のみほとけ』展に京都国立博物館の秘仏が公開されます。
その秘仏の胎内経の御紐の復元をされたT先生が「グループ展に伺いたいと言っていられます。お連れします。」と、、。
この私の日々の日記を楽しみに訪問されていられるT先生だそうです。(ビックリです。恐縮です。)

お会いできますのを楽しみに楽しみにしております。